Frédéric François Chopin (1810-1849)
「Etude Op. 10, No. 3 in E major」
フレデリック フランソワ ショパン
「練習曲 作品10-3 ホ長調」
通称「別れの曲」
(フランス語圏では「Tristesse (悲しみ))
歌謡的な美しい旋律(A)と
情熱的で技術的な中間部(B)を持つ。
A-B-A' (再現)の三部形式が基本。
各声部を弾き分けること
(右手は3声部・左手も複数の声部)
ペダルと指使いによる音色の変化
中間部の転調が特徴。
技術的課題と音楽性の両立が求められます。
【主要な構成要素】
1. 主部 (A) : ホ長調
・特徴 :
叙情的でメロディアスな旋律。
右手が主旋律、中声部、バス(伴奏)の
3つの声部を弾き分け、
左手も伴奏声部を担当。
・技術的課題 :
各指の独立性、音色のコントロール
(Dynamik(デュナミーク)と
Agogik(アゴーギク)、
自然なフレージングの創出。
中間部 (B) : 属調(ロ長調)からの展開
・特徴 :
テンポが上がり、
より激しく情熱的な曲調に変化。
・技術的課題 :
左手の重音奏法(指くぐりや指越え)、
オクターブ奏法など、
より複雑な手の動きが要求される。
半音階的な下降音型や
滅亡の和音の煌めきも特徴。再現部 (A') : ホ長調(主部の再現)
・特徴 :
主部の旋律が再現されますが、
中間部の情熱の名残を含み、
より深みのある表現。
このエチュードは、
技術的な訓練だけでなく、
ショパンの豊かな感情表現
(別れ、郷愁、情熱など)
を追及する曲として、
構成全体で深い音楽性を要求する作品。
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