本日は「エクストラヴァージン
オリーブオイル」
の学術的効用について、考察します。
啓示
日野原先生からの
声なきメッセージ
日野原重明さん (1911-2017)
学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院
院長・理事長・名誉院長を長年務めた
日本の医師・医学博士です。
生活習慣病の概念普及や
日本初の独立型ホスピス設立、
105歳まで現役を貫いた、
予防医学の第一人者。
功績は割愛させて頂きます。
(枚挙にいとまがありません)
エクストラ ヴァージン
オリーブ オイル (EVOO)
は、
化学処理を行わない物理的な方法
(圧搾・遠心分離)のみで抽出された、
酸度が低い最高品質の
オリーブ オイルです。
学術的・栄養生理学的観点から、
その主な効用は、
ポリフェノールと
オレイン酸(一過不飽和脂肪酸)、
に由来する強力な
抗酸化
抗炎症
作用に基づく。
【学術的研究に基づく主な効用】
1. 心血管疾患の予防と血流改善
・悪玉(LDL)コレステロールの低減:
主成分のオレイン酸が
善玉(HDL)コレステロールを下げずに、
動脈硬化の原因となる
悪玉コレステロールを減少させる
働きがある。
・血管内皮機能の向上:
ポリフェノールが血管を収縮させる
炎症性タンパク質を抑制し、
血管を拡張する(内皮機能向上)ことで
高血圧を改善・予防する。
・血栓形成の抑制:
地中海食(オリーブ オイルを多用)
を調査した研究(PREDIMED試験)
ではEVOOの日常的摂取が
心臓発作
脳卒中
のリスクを下げることが示される。
2. 強力な抗酸化・抗炎症作用
・ポリフェノールの働き:
オレカンタール、
ヒドロキシチロソールなどの
ポリフェノールが、
細胞を傷つける活性酸素を除去。
・慢性炎症の抑制:
多くの習慣病
(糖尿病、がん、アルツハイマーなど)
の原因となる慢性炎症を鎮める効果が
示唆されている。
3. 生活習慣病予防と代謝改善
・血糖値の安定:
食後の血糖値の急上昇を抑え、
2型糖尿病予防に役立つ可能性がある。
・メタボリックシンドロームの改善:
高フェノール含有のEVOOは、
脂質プロファイルを改善
(総コレステロールの減少)し、
腹部肥満リスクを低減。
4. 腸内細菌叢への影響
(マイクロバイオーム)
・近年、EVOOの摂取が腸内環境を改善し、
健康な腸内細菌を増やすことで、
全身の免疫や炎症をコントロールする
効果が報告されている。
5. 抗がん作用(研究段階)
・オレオカンタールなどの成分が、
がん細胞に対して抗炎症・抗がん作用を
持つ可能性が研究されており、
乳がん
大腸がん
リスク低減に関する疫学データも存在する。
【学術的知見に基づく効果的摂取】
・摂取量:
1日あたり20g〜30g(大さじ1.5〜2杯程度)
が推奨されている。
・加熱について:
発煙点が高く、熱に強いため、
加熱調理(炒め物)にも適しており、
むしろ加熱により食品の栄養価を
高める場合もある。
・鮮度:
ポリフェノール含有が多い、
新鮮な高品質のものを
選択することが重要。
EVOOは、単なる油脂ではなく、
多くの健康効果を持つ
「機能性食品」として
評価されている。
最後に
日野原医師の功績の一部を紹介する。
地下鉄サリン被害者に対して
病院長として陣頭指揮を摂り
職務にあたられた。
全国の小学校を訪問し、授業を
されました。
「十歳のきみへ いのちの授業」
先生は
一医師の領域をも超越した
"ひと"として全人格的なことを
実践されました。
その足跡からほんの少し
教えを得ております。
先生の著書において
御自身の食生活の記述があり、
毎日、
EVOOとレシチンを摂取
されておられたようです。
おさかな公爵より
(元医療業務従事者)