スパイス&ハーブを使った適塩ライフを提案。“無理なく続ける”をサポートする「スパイス&ハーブでおいしい適塩」サイト

こんにちは。SPICE&HERB COMMUNITY事務局です。
エスビー食品が運営するウェブサイト「スパイス&ハーブでおいしい適塩(てきえん)」をご存じですか?2023年7月にオープンしたウェブサイトで、普段の食事から食塩摂取量を減らすテクニックやレシピをご紹介しています。風味豊かなスパイス&ハーブは減塩に役立つアイテムのひとつ。上手に使えば、おいしく食塩摂取量を減らすことができるんです!
「日々続けられるアイデアを発信したい」と熱い想いを語ってくれたのは、当ウェブサイトの立ち上げに関わったWEBシステムサポートチームの高橋美紀子さんと、レシピ企画担当の村田恵さん。「適塩」という言葉に込められた想いや、ウェブサイトのユニークな仕掛け、レシピのこだわりについてお話を伺いました。
<プロフィール>

管理サポートグループ 広報・IR室
WEBシステムサポートチーム
高橋美紀子さん
2008年に入社。ECサイトのデザイン制作や運営管理を経て、現在はコーポレートサイト・特設サイトの運営に携わる。適塩サイトでは企画・ディレクターを担当。

開発生産グループ 商品部 研究開発サポートユニット
レシピ企画担当
村田恵さん
2008年に入社。栄養士、調理師の資格を持ち、入社当初は業務用のレシピ開発やメニュー提案などの業務に従事。現在は主にレシピサイトの運営と特集ページの企画に携わり、適塩サイトではレシピ開発を担当。
■誰でも「減塩」が続けられるサイトを目指して
ともに2008年入社で、これまで一緒に仕事をする機会も多かったという高橋さんと村田さん。適塩サイトのプロジェクトがスタートしたのは、そんな2人の何気ない雑談がきっかけでした。
高橋さん「実は減塩をテーマにしたサイト自体は、もともとあったんです。しかし、レスポンシブ対応(スマホやパソコンなどデバイスによってデザインを最適化する仕様)になっていないなどの改善点がいくつかあり、見直しが必要な状態でした」
村田さん「掲載中のレシピにも偏りがありましたね。現代に合わせて、毎日の生活に取り入れやすい、もっと手軽に作れるレシピが必要だと感じていました。当時、会社の経営計画の中に『減塩』に関する目標が立てられたこともあり、高橋さんと一緒にサイトのリニューアルを行うことになったんです」

当社の企業理念「食卓に、自然としあわせを。」の実現にあたり、「お客様や従業員の健康・安全」というミッションに対する目標のひとつとして「自社ウェブサイトの減塩レシピ掲載数」が設定されました。この目標を達成するため、減塩・適塩情報に特化した新しいウェブサイトを立ち上げるプロジェクトがスタートしました。

高橋さん「私自身、家族の健康のために商品パッケージの裏を見て食塩相当量を確認するなど、普段から塩分を気にしているので、減塩を目指す人が無理なく続けやすいサイトを作りたいという想いがありました。一方で減塩にまだ興味がない人にも減塩の大切さを知ってもらいたく、適塩サイトのターゲットは幅広くあろうと考えました」
日本人の食事は食塩の過剰摂取になりやすい傾向があり、厚生労働省の「国民健康・栄養調査結果」によると、1日あたりの食塩摂取量の平均値は男性が10.9g、女性が9.3gとなっています。1日の食塩摂取目標量「男性7.5g未満、女性6.5g未満」に比べると、約3gも多く食塩を摂取していることになります。

村田さん「たった3gと思いますが、普段の食事からこれだけの塩分を減らすと味気ない印象を受けます。そこで役立つのがスパイス&ハーブです。スパイスやハーブの香りや味わいが加わることで、味に深みが出て、塩分を減らしても満足感が得られるようになります」
減塩は、毎日の継続がカギ。「辛みづけ」や「香りづけ」などの効果で料理の味を引き締めたり風味を引き立てたりできるスパイス&ハーブは、おいしく減塩するためにぴったりの存在です。
参照
ナトリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要|厚生労働省
■「適塩」の合言葉で、チャレンジする人のハードルを下げたい
「適塩」という言葉にも、高橋さんと村田さんのこだわりが詰まっています。
村田さん「『減塩』と聞くと、どうしても『薄味』『おいしくない』などのイメージが先行してしまいます。いきなり多くの塩分を減らすのでなく、まずは自分がおいしく食べられるちょうど良いバランスを目指そう!という想いを込めて、『適塩』という言葉を選びました。緩やかに食塩摂取量を減らすイメージで、チャレンジする人の心のハードルを少しでも下げたいと考えたんです」
高橋さん「言葉が流行ると訴求力も高まると考え、キャッチ―で伝わりやすい言葉選びを心掛けました。私たちを含めたプロジェクトメンバー5人で、千本ノックのように案を出し合って決めたんです」




健康を意識する方が気軽に適塩にチャレンジできるよう、ウェブサイトの見せ方にも工夫をこらしました。「塩分量診断」は、日々の生活における自分の食塩摂取量を簡単に知ることができるコンテンツです。高血圧学会の塩分チェックシートをもとにした13の質問に答えるだけで結果がわかるので、これまで減塩に興味がなかった方にとっても自分の食生活を見直すきっかけになります。
そしてもうひとつの工夫が、「選べる献立」です。食塩摂取量を気にしながら献立を組み立てる作業は、日々の負担となり得ます。このコンテンツでは「主菜/主食」と「副菜/サラダ/汁物」の2つのカテゴリーから好きなレシピを選ぶことで、1日の食塩摂取量が自動で計算されます。毎日無理なく続けられる、実用的なコンテンツを目指しました。
高橋さん「ウェブサイトの仕掛けは、プロジェクトチームの打ち合わせで出てきた意見をもとに私がたたき台を作って、修正を繰り返しながら形にしていきました。デザインは見た目がきれいなだけでなく、悩みや課題を解決する力も伴うべき。そしてその根底には、お客様にたくさん利用してほしいという想いがあります。納得するまで何度もブラッシュアップして、ようやく仕上げることができました」
■ひと工夫が減塩につながる「かくしスパイス」レシピ
現在、適塩サイトに掲載されているレシピは100種類近くにも及びます。毎日楽しみながら続けられるよう、主菜や汁物、サラダなどレパートリー豊富に用意しました。
村田さん「スパイスとハーブが持つ香りの楽しみ方を伝えられるようなレシピを意識しています。『スパイス=辛い』というイメージを持っている方もまだ多いと思いますので、スパイスもハーブも豊かな香りで食事をワンランク上に仕上げてくれる存在だということを、この機会に知ってもらいたいですね」
一方で、スパイスとハーブに慣れていない方に向けて、あえて香りを立たせないレシピも考案しました。「かくしスパイス」のカテゴリーで紹介されている15種類のレシピは、調味料に少量のスパイスやハーブを加えて、減塩しながらもさりげなく味の満足度を高めてくれます。

村田さん「スパイスとハーブの風味が目立たない程度にごく少量入れることで調味料のポテンシャルを引き出す、という今までと違う発想のレシピです。まさに隠し味的な存在として、スパイスやハーブを使います。例えば『ナツメッグ×味噌』の組み合わせは、ナツメッグの甘い香りが味噌の甘さと合わさることで、コクと風味が引き出されます」
「かくしスパイス」を考える過程では、20種類ものスパイス&ハーブを実際に試し、相性の良い組み合わせを見つけていきました。そこには「コリアンダーは意外にも醤油の香ばしさや砂糖の甘みとよく合い、和食に使いやすい」などの新たな発見も。「かくしスパイス」のコンテンツページでは、厳選した5種類の組み合わせを紹介しています。

高橋さん「私も『コリアンダー×醤油』のきんぴら、『シナモン×マヨネーズ』のポテトサラダなどのレシピを自宅で作りました。『かくしスパイス』のレシピはちょい足しで作りやすい上にとてもおいしくて、家族からも好評でしたよ」
「かくしスパイス」の中でも、特におすすめとして2人が紹介してくれたレシピは、「コーンスープ」「豚肉の味噌炒め」「なすの炒め煮」の3種類。普段の生活に取り入れやすいレシピばかりなので、ぜひ皆さんも試してみてください。調味料とスパイス&ハーブの組み合わせを覚えれば、応用することで料理のレパートリーもぐんと増えていくはずです。
■適塩の習慣化にスパイス&ハーブをフル活用してみよう!
適塩サイトのオープンからもうすぐ1年が経過する現在、ありがたいことにアクセス数は右肩上がりで伸びています。同じくエスビー食品で働く社員や、お付き合いのある料理家さんなどからも多くの反応をいただきました。
高橋さん「同じ部署のメンバーが『減塩メニューを探していた知人が、適塩サイトで料理のレパートリーが増えたと言っていたよ』と教えてくれて、心からうれしく思いました。『塩分量診断やってみたよ』と声をかけていただけるのも大変ありがたいです」

村田さん「私は仕事上、栄養士や料理人の方々からお話を伺う機会が多いのですが、そこで『適塩という言葉のおかげで、誰でもチャレンジしやすいサイトになっているね』と褒めていただけてうれしかったです。これからもたくさんの人に活用していただきたいですね」
今後は「適塩」という言葉をより多くの方に知ってもらうため、SNSなども積極的に活用していく予定です。まだ減塩を意識していない方にも情報を届けていきたいと考えています。レシピ数もさらに増やせるように準備中なのでお楽しみに!

最後に、村田さんが「適塩・減塩を習慣化するには、気軽に始められるマジックソルトの活用もおすすめ」と教えてくれました。岩塩にスパイス&ハーブがブレンドされているマジックソルトは、食塩相当量が53.3g/100g。料理中、塩の代わりにマジックソルトを使えば、約半分近く塩を減らせるそう。スパイスとハーブの風味によって、おいしさをさらにプラスしながら減塩にもつながります。
適塩・減塩効果を得るには日々の継続が何より大事。スパイス&ハーブでおいしく食塩摂取量を減らして、健康な毎日を送りましょう!

■高橋さんと村田さんから、SPICE&HERB COMMUNITYメンバーへの質問
Q.普段、適塩・減塩で意識していること、取り組んでいることはありますか? 活用しているスパイスやハーブも教えてください!
「私はブラックペッパーなどのミル付きスパイスも活用しています。挽き立てのフレッシュな香りが加わることで味が締まり、塩を減らしても料理全体の味がまとまりますよ!」と村田さん。
現在、コミュニティサイトでは塩分量診断アンケートを実施中! 投票企画のページから塩分量診断を試したら、皆さんの診断結果をぜひコメントで教えてくださいね。ご回答をお待ちしております。
塩分量診断アンケートはこちら
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投稿を表示適塩という言葉すごくいいなあと思いました。
そんなに気にしていませんが、余分にはとらないほうがいい
自然においしい適量になるってスパイスハーブだしってスゴイ💃
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投稿を表示この間、合わせ出汁だけでお味噌汁を作りました。不思議と、全く薄味ではなく、とてもおいしかったです!びっくりしました。
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投稿を表示“無理なく続ける”、重要ですね!
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投稿を表示減塩ライフじゃなく適塩ライフ 良いですね!
血圧や塩分が気になるお年頃なので。
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投稿を表示家族の血圧が高いので、減塩にすごく興味があって、この記事を読めたのはラッキーでした。
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投稿を表示医者から減塩するように言われています。
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投稿を表示私は、高血圧なので、減塩には非常に興味があります。(o^―^o)ニコ
スパイスで、減塩は、いいですね。
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投稿を表示皆さん同じように、意識して取り組まれてるんだなぁと思いました
ほんとに意識するとなかなか味が決まらず…
スパイスで適塩をうまく活かしたいです
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投稿を表示主人の為に、減塩生活を心掛けおりますがつい濃い味になりがちです。
病院に入院していた時の食事は、本当に味が無いような食事でした。
「適塩」いい言葉ですね。
だしやスパイスなどで上手く使っていきたいです。
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投稿を表示よくわかりました