トークルーム

2025/12/31 09:25

今年もまもなく終了致しますが、
本日は"今年最後"のクラシック音楽を聴いています。

J.S.Bach
ヨハン セバスティアン バッハ
「The Art of Fugue (Die Kunst der Fuge)」
BWV1080
フーガの技法 作品目録1080

Karl Münchinger
/Stuttgart Chamber Orchestra
カール ミュンヒンガー(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団



「フーガの技法」
単一の主題(主唱)を様々な対位法的技法
(拡大・縮小・反行・展開など)で展開する
『コントラプンクトゥス(対位)』と
特殊な形式の『カノン』群で構成される
対位法理論の集大成です。

構成は
主題提示部、
主題が展開される嬉遊部(エピソード)
そして主題が密集する追迫部(ストレッタ)
というフーガの基本構造に加え、
鏡像フーガや3つの主題による三重フーガ、
未完の四声フーガなどが含まれ、
非常に多様な実験的・理論的な
作品群となっています。



【全体構成】
・Contrapuncti (コントラプンクトゥス) :

14曲(うち13曲出版、1曲は未完)からなり、
単一主題を基に様々な変奏が施されます。
[単一主題のフーガ]:
4声、3声など声部数や主題の扱いで変化。
[拡大・縮小フーガ]:
主題の音価を倍にしたり半分にしたりする。
[反行フーガ]:
主題を上下反転させて対位させる。
[転回対位フーガ]:
2つの主題を上下入れ替えても成立する。
[鏡像フーガ]:
楽譜を上下反転させても成立する。

・Canon(カノン):

8曲(うち4曲は2台チェンバロ用)からなり
単一主題による高度な技法を披露します。
反行カノン、8度カノン、15度カノンなど。

・未完のフーガ:
最後の『四声のフーガ』は、
3つ主題
(最初の主題、第2主題、第3主題)が
登場する三重フーガで、
3つの主題が交錯する直前で
終わっています。



【フーガの基本的な構造(個々のフーガ内部)】
・Exposition(提示部):
主題が1声部ずつ順番に提示され、
すべての声部で主題が出揃う部分。
・Episode(嬉遊部):
主題の断片(モチーフ)を使って
自由に展開される経過句。
・Stretto(追迫部):
主題が次々と重なり合って現れ、
クライマックスを形成する部分。



「フーガの技法」は
これらのフーガの基本構造と
対位法の可能性を極限まで追及した、
理論的かつ芸術的な傑作です。



良い御年を御迎えくださいませ。




画像は
昨日アウトレットモール
Ma boulangerie préférée
(お気に入りパン屋)
で購入したものになります。





カレー粉
配合は様々ですが、日本で市販されている主なカレー粉は、ターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子など、20~30種類のスパイスが混合されています。カレー料理に使われるほか、炒め物、揚げ物、煮物などの風味づけにも使え、素材を選ばずにほとんどのものと好相性です。