トークルーム

2026/01/15 11:58

2026年1月15日(木)
本日はクラシック音楽を聴いています。

Sergei Vasil'evich Rachmaninov
「Fourteen Songs, Opus34, No.14,
C#minor(Vocalise)」

Yuri Simonv,conductor
Moscow Philharmonic Orchestra

セルゲイ ヴァシリエヴィチ 
ラフマニノフ
「14の歌曲作品34第14曲嬰ハ短調 
(Vocalise)」

ユーリ シモノフ指揮
モスクワフィルハーモニー交響楽団



「14の歌曲集(Op.34)」の14番目で、
嬰ハ短調(C#minor)の単一楽章の小品であり、
声楽(ソプラノなど)とピアノのための
作品ですが、その感動的な旋律から、
チェロ、ヴァイオリン、ピアノソロなど
数多く編曲され、特に「声」を使わない
無言歌として親しまれ、
下降する旋律とピアノの和声が美しく
絡み合う構造が特徴。
次第に盛り上がり、情熱的なクライマックス
を経て、静かに終結する三部形式に近い
構成を持つロマンティックな作品。

【作品の背景と特徴】
・歌曲集の最後:
 ラフマニノフが1912年作曲
「14の歌曲集」の最後の曲で
 1915年に完成。
・無言の歌:
 歌詞がなく、母音「ア」などで
 歌われるため
「ヴォカリーズ(無言歌)」と呼ばれ、
 声楽の持つ表現力を最大限に引き出す。
・多種多様な編曲:
 原曲は声楽とピアノですが、
 その美しさからチェロ、ヴァイオリン、
 ピアノ独奏など、
 様々な楽器で演奏され、
 特にチェロ版やピアノソロ版が人気。

【楽曲の構成】
 (一般的なピアノ・ソロ版を例に)
 1.序奏部(主題提示):
 ピアノが静かに始まり、チェロや
 ヴァイオリン(または声楽)の旋律が
 ゆったりと導入される。
 嬰ハ短調の深く
 豊かな主題が提示される。
 2.展開・高揚部:
 旋律は次第に高まり、
 パッセージが増え、
 声楽は情熱的で
 ドラマティックに展開。
 ダイナミクスも豊かになり、
 感情が昂ぶります。
 3.クライマックス:
 楽曲は最も盛り上がる部分
 (クライマックス)に達し、
 ラフマニノフ特有の豊かな和声と
 旋律美が全開になる。
 4.再現・終結部:
 クライマックスの後、声楽は再び
 落ち着きを取り戻し、
 主題が回帰しつつ、
 最後は静かに、
 そして
 余韻を残して
 消え入るように終わる。

【構成のポイント】
・旋律の美しさ:
 歌うような下降する
 美しいメロディラインが中心。
・ピアノの役割:
 ピアノは伴奏というより、もう一つの
 主役として豊かな和音とアルペジオで
 旋律を支え、楽曲に深みを与える。
・感情の起伏:
 静寂から情熱、そして静寂へと
 移り変わるダイナミックな構成が魅力。



ラフマニノフ代表曲の一つであり、
その構成は「歌うこと」の普遍的な
美しさを表現している。

1件のコメント (新着順)
akatonbo
2026/01/15 13:22

ありがとうございます。