2026年1月15日(木)
本日はクラシック音楽を聴いています。
Sergei Vasil'evich Rachmaninov
「Fourteen Songs, Opus34, No.14,
C#minor(Vocalise)」
Yuri Simonv,conductor
Moscow Philharmonic Orchestra
セルゲイ ヴァシリエヴィチ
ラフマニノフ
「14の歌曲作品34第14曲嬰ハ短調
(Vocalise)」
ユーリ シモノフ指揮
モスクワフィルハーモニー交響楽団
「14の歌曲集(Op.34)」の14番目で、
嬰ハ短調(C#minor)の単一楽章の小品であり、
声楽(ソプラノなど)とピアノのための
作品ですが、その感動的な旋律から、
チェロ、ヴァイオリン、ピアノソロなど
数多く編曲され、特に「声」を使わない
無言歌として親しまれ、
下降する旋律とピアノの和声が美しく
絡み合う構造が特徴。
次第に盛り上がり、情熱的なクライマックス
を経て、静かに終結する三部形式に近い
構成を持つロマンティックな作品。
【作品の背景と特徴】
・歌曲集の最後:
ラフマニノフが1912年作曲
「14の歌曲集」の最後の曲で
1915年に完成。
・無言の歌:
歌詞がなく、母音「ア」などで
歌われるため
「ヴォカリーズ(無言歌)」と呼ばれ、
声楽の持つ表現力を最大限に引き出す。
・多種多様な編曲:
原曲は声楽とピアノですが、
その美しさからチェロ、ヴァイオリン、
ピアノ独奏など、
様々な楽器で演奏され、
特にチェロ版やピアノソロ版が人気。
【楽曲の構成】
(一般的なピアノ・ソロ版を例に)
1.序奏部(主題提示):
ピアノが静かに始まり、チェロや
ヴァイオリン(または声楽)の旋律が
ゆったりと導入される。
嬰ハ短調の深く
豊かな主題が提示される。
2.展開・高揚部:
旋律は次第に高まり、
パッセージが増え、
声楽は情熱的で
ドラマティックに展開。
ダイナミクスも豊かになり、
感情が昂ぶります。
3.クライマックス:
楽曲は最も盛り上がる部分
(クライマックス)に達し、
ラフマニノフ特有の豊かな和声と
旋律美が全開になる。
4.再現・終結部:
クライマックスの後、声楽は再び
落ち着きを取り戻し、
主題が回帰しつつ、
最後は静かに、
そして
余韻を残して
消え入るように終わる。
【構成のポイント】
・旋律の美しさ:
歌うような下降する
美しいメロディラインが中心。
・ピアノの役割:
ピアノは伴奏というより、もう一つの
主役として豊かな和音とアルペジオで
旋律を支え、楽曲に深みを与える。
・感情の起伏:
静寂から情熱、そして静寂へと
移り変わるダイナミックな構成が魅力。
ラフマニノフ代表曲の一つであり、
その構成は「歌うこと」の普遍的な
美しさを表現している。
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