【コラボ対談】エスビー食品×山芳製菓の期間限定シーズニング「やみつき!わさビーフスパイス」が発売

こんにちは。SPICE&HERB COMMUNITY事務局です。
2024年8月12日より順次、コラボ商品「やみつき!わさビーフスパイス」が期間限定で発売されます。この商品は山芳製菓さまの大人気ポテトチップス「わさビーフ®」とコラボしたシーズニングで、最大の魅力はわさびの爽やかな“ツンピリ”感! じゃがいもはもちろん、鶏肉や卵、乳製品などともよく合い、わさびのおいしさをぐっと広げてくれる商品です。
スパイス&ハーブのエスビー食品と、お菓子メーカーの山芳製菓さまという異色のコラボ。果たして、どのようにして実現したのでしょうか?商品開発に携わったエスビー食品マーケティング企画室の髙松亮太さんと、山芳製菓マーケティング部 本部長の加藤武史さんにコラボのきっかけやプロジェクトの裏側を聞きました。
(プロフィール)

マーケティング企画室
髙松亮太(たかまつ・りょうた)さん
一般量販店向けの営業を6年経験した後、マーケティング企画室へ配属。家庭用の香辛料全般における新商品開発や、既存商品の育成などを担当。企画立案から味づくり、パッケージデザインまで幅広く携わる。

山芳製菓株式会社
マーケティング部 本部長
加藤武史(かとう・たけし)さん
20年近くにわたって数多くの商品企画や広告戦略を担当。特に「わさビーフ®」のマーケティングには、入社当初から現在に至るまで長く携わり、「わさビーフ®」への愛と知識量は社内イチ。
「わさび好きを増やしたい!」。2社の同じ夢がつないだコラボレーション

エスビー食品は、これまでにも飲食店や料理家さんとタッグを組んだ監修商品の開発を行ってきましたが、お菓子メーカーとコラボするのは珍しい事例です。最初に声をかけたのは、エスビー食品でした。
髙松さん「マーケティング企画室に配属されたときから、わさび味のお菓子として不動の地位を築いている『わさビーフ®』とコラボできたら、面白い企画になりそうだな~と思っていたんです(笑)。実は、私が小学生の頃にわさびを食べられるようになったきっかけが、まさに『わさビーフ®』でした。世間のわさび離れが進む昨今、わさびの魅力を広めるためにも今こそ山芳製菓さんとコラボしたいと思い、勇気を出してお声がけしました」

近年のわさび離れの風潮に対して、山芳製菓の加藤さんも同じ危機感があったと言います。
加藤さん「最近では、わさびを食べたことがないという方も少なくありません。その理由を聞くと、わさびに対して『辛そう』や『苦そう』といったネガティブなイメージが先行してしまっている様子。今回、あくまでお菓子の『わさビーフ®』をどんな料理にも合わせやすいシーズニングにすることで、わさびに馴染みのない方も手に取りやすくなるのでは……という期待がありました」
エスビー食品の香辛料は、50〜60代の料理好きがメインユーザー。対して「わさビーフ®」は、30〜40代を中心に愛されています。今回のコラボによって、お互いのファンに対して新たにアプローチできるとともに、わさびの可能性をさらに広げるきっかけになるのではないかと2人は考えました。
髙松さん「エスビー食品が他メーカーとコラボするのは今回が初めてだったので、お声がけしたときは、良い返事がもらえるか不安でドキドキしました。でも、なんとその日のうちに加藤さんから前向きなお返事をいただき、心底ホッとするとともにとてもうれしかったですね」

加藤さん「ご連絡をいただいたときは、社内にいた全員が驚いていましたよ。大きい企業ほど前例のない企画を通すのは難しいはず。でも初めにご連絡をいただいた時点で、髙松さんはすでに具体的なコラボ内容も考えてくださっていたんです。その熱意と、わさびの食文化にアプローチにしたいという情熱に共感して、すぐにお返事をしました」
こだわったのは「汎用性」。多彩な料理に合う味わいを目指して
今回のコラボ商品が目指したゴールは、「わさびとお客様の新しい接点を作ること」。そのため、開発の過程では「どんな料理に活用できるシーズニングにするか」を考えることが最大のポイントでした。

髙松さん「さまざまな料理に使えないとシーズニングとして成り立たないので、他部署の方々からは『どんなメニューに使うの?』といった疑問が投げかけられましたね。味のイメージを絞り込んでいくために、まずは開発部門や営業企画など多くの部署を巻き込んで、わさびに合うメニューの洗い出しから始めました。最終的にサーモンや豆腐、うどんなど約30種類のメニューにしぼり、ひとつずつ試しながら合う料理を模索しました」
加藤さん「ポテトチップスのわさビーフ味は、じゃがいもに合うように作られています。甘さを効かせることで、わさびの辛さとの連続性が出て、余韻の残るような味わいにしています。でも、そのままでは他の料理には合わないので、味の調整はエスビー食品さんに頑張っていただきました」
さまざまな料理に合う汎用性の高いシーズニングを目指しつつ、従来のファンが違和感を持たないように「わさビーフ®」らしさを守る必要があります。まずはエスビー食品側から試作品を提案し、加藤さんのご意見をもらいながら味のブラッシュアップしていきました。

加藤さん「最初に試作品を食べたときは、『エスビー食品さんとのコラボが本当に実現するんだ……』という実感が湧いてテンションが上がりました(笑)。ただ、これまで『わさビーフ®』をお菓子として捉えていたので、シーズニングとしての味わいのゴールをどこに置くか迷いましたね。山芳製菓社内の意見ももらいながらエスビー食品さんにフィードバックしました。もう一回食べたいと思えるかは、大きな基準のひとつでした」
髙松さん「味のご相談をする中で、山芳製菓さんのスピード感や柔軟性など、当社とは違う仕事の進め方に驚きました。特に、『甘さを落としてわさびの味を強めて』というフィードバックは、長年『わさビーフ®』に携わってきた加藤さんだからこその的確なご意見だったと思います。山芳製菓さんとしては『もっとわさビーフ®の味を強めて』という意見があってもおかしくないのに、エスビー食品が目指す味わいも大事にしてくれました。だからこそ、コラボならではの新しいおいしさを実現できました」
髙松さんと加藤さんの共通認識としてあったのは、「お客様にわさびのおいしさをさまざまな料理で感じてもらうこと」。お客様に喜んでもらいたいという明確な想いから、「やみつき!わさビーフスパイス」が誕生しました。

わさびが効いた和風チャーハンにも◎!2人が考えるおすすめの使い方
約1年の開発期間を経て完成した「やみつき!わさビーフスパイス」。「わさビーフ®」らしいビーフの旨みと、エスビー食品がこだわったわさびの爽やかな辛みを存分に楽しめる、唯一無二の味わいです。
髙松さん「加熱調理に使われることを想定して、わさびは強めに効かせています。さらに醤油で甘みと旨みを加えつつ、ガーリックなどのスパイスを足して、いろいろな料理で楽しめるような味わいに仕上げました。じゃがいもはもちろんのこと、卵や肉、乳製品にもよく合います」
シーズニングには、炒め物などの加熱調理に使う以外に、料理を食べる直前に振りかけたりサラダに和えたりといった、幅広い使い方があります。例えば、卵かけごはんにサッとかければ、わさびの爽やかな辛みのアクセントと、ビーフの旨みがやみつきになるワンランク上の一杯が完成です。

加藤さん「個人的には、チャーハンに使うのもおすすめです。卵とネギだけのシンプルな具材でも、シーズニングを足せば満足度の高い味わいになります。わさびが効いた和風チャーハンは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。シーズニングなら使う量を調整できるので、辛いものが好きな人は多めにかけてもおいしく食べられますよ」
髙松さん「チャーハンに使う発想はありませんでした! シーズニングだけでも味が決まるので、ぜひ皆さんのお気に入りの使い方を探してみてほしいですね。私は、焼いた鶏肉に振りかけて食べる『わさビーフチキン』が好きです。ビーフの旨みとわさびの風味が鶏肉にマッチして、箸が止まらなくなります」
わさビーフ風味のチューブ調味料にスパイスチップス……コラボの夢はまだまだ広がる!
最後に「今回の商品開発は、終始楽しく取り組めました」と話してくれた髙松さん。
髙松さん「私にとっては長年の夢が叶ったような心地で、コラボを実現できて本当にうれしかったです。加藤さんは本部長という立場でありながら、私のような他社の若手の声にも耳を傾けてくださって、本当にありがたく思っております」
加藤さん「こちらこそお声がけいただき、本当にありがとうございました。髙松さんはお若いながらも周囲を巻き込む力や行動力がすさまじく、同じ商品開発に関わる人間として刺激を受けました。わさびへの固定観念を覆すような、素晴らしい商品ができましたね。今回のコラボをきっかけに、また新しい商品を一緒に作れたらうれしいです」

インタビュー中の雑談でも、これまでの経験やこれからやりたいこと、今のトレンドなどさまざまな話題で盛り上がる2人。チャレンジしてみたいことはまだまだたくさんあります。
髙松さん「『わさビーフ®』風味のチューブ調味料があったら面白いと思います。また、今回は『わさビーフ®』を起点に当社のシーズニングに落とし込む形で商品を作りましたが、反対に、当社のスパイスを使ったポテトチップスの企画なども面白そうです」
加藤さん「次は違う香辛料で何か新しいことにチャレンジしてみたいですね。リアルイベントで、わさびの文化を広める活動なども楽しそうです。今後ともぜひよろしくお願いいたします!」
「おいしさを広げたい」という同じ想いを持つ2社の夢はさらに広がっていきます。今後のコラボレーションにもぜひご期待ください。
■髙松さんから、SPICE&HERB COMMUNITYメンバーへの質問
皆さんは普段から「わさび」を冷蔵庫に常備していますか? 普段、刺身やお寿司以外で、どんな料理に使っているか教えてください!
髙松さんの回答は、魚のソテー! 「妻がわさび好きなので、髙松家ではわさびを使った料理のバリエーションが多いんです。バター醤油で焼いたサーモンにわさびを少しつけて食べると、バターのまろやかさがわさびでピリッとしまり、やみつきになりますよ」
皆さんのご回答もお待ちしております!
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投稿を表示わさビーフチャーハン、絶対に美味しいと思います。
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投稿を表示今日はポテチを揚げ、やみつきわさビーフスパイスをからめました!めちゃめちゃ美味しかったです!
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投稿を表示美味しくて色々合わせて使ってます!
次なるコラボも期待します(^^)
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投稿を表示今後もいろんなコラボを期待しています
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投稿を表示わさもー大活躍!⭐︎
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投稿を表示わさび好きにはたまらないコラボですね
わさモーも来てくれたんだ🤭
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投稿を表示素敵なコラボ商品ですね。
早く使ってみたいです。
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投稿を表示コラボの夢、今後も広がりそうですね!
そして、牛さんの名前、『わさモー』なのですね!かわいいです✨
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投稿を表示このコラボは最強すぎるぞ~~~(笑)!!!
わさびチャーハンがつがつ食したいです!!!
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投稿を表示このコラボすごくいいですね!