スパイスとハーブの魅力を多くの人へ届けるために。レシピ開発担当者のこだわりとお客様への想い

こんにちは。SPICE&HERB COMMUNITY事務局です。
SPICE&HERB COMMUNITYメンバーの皆さんは、普段料理を作るときにレシピを参考にしていますか? エスビー食品では、公式ホームページやブランドサイト、特設サイトなどでスパイスとハーブを使ったオリジナルのレシピを多数公開しています。手軽に作れるスパイス料理から、休日にじっくりと作りたい手の込んだ料理まで、レシピ開発担当者がお客様のニーズに合わせたさまざまなレシピをご提案しています。
「お客様にスパイスとハーブの魅力が伝わるレシピの開発を心がけています」と話してくれたのは、レシピ開発を担当する桑原さん。今回は、そんな桑原さんにレシピ開発の裏側や、スパイス&ハーブの魅力などを語っていただきました。さらに、SPICE&HERB COMMUNITYでも好評だったスティックスパイスアンバサダー企画についてもお聞きしました。
<プロフィール>

開発生産グループ
商品部 研究開発推進ユニット 食と健康推進チーム
管理栄養士 桑原 祐子(くわばら・ゆうこ)さん
病院や老人ホームでの献立作成や栄養指導などの経験を活かし、2022年にエスビー食品に入社。レシピ開発担当として業務用向け、家庭用向けのメニューから、広告プロモーションに関連するメニューまで、レシピ開発全般を担当する。
どんな食材にも合わせやすい懐の深さがスパイス&ハーブの魅力

エスビー食品の商品や、スパイスとハーブの魅力を伝えるうえで欠かせないのが、当社で発信しているレシピです。食と健康推進チームでは給食や外食向けの業務用レシピから、一般のご家庭用のレシピまで幅広く提案を行っています。
食と健康推進チームの1人である桑原さんは、フードサービス業界で長年レシピの開発に携わってきた経験を活かし、2022年にエスビー食品に入社しました。そんな桑原さんは「スパイスとハーブの本当の魅力に気づいたのはエスビー食品に入社してから」と話します。
桑原さん「それまでスパイスとハーブは“海外の料理に使うもの”という認識でしたが、当社でレシピ開発をするうちに、和食や魚など、どんな料理・食材にも合うことに気づきました。例えば、サバの味噌煮にナツメッグを少し加えることで、味噌のコクがぐっと深まるだけでなく、塩分を抑えながら満足度の高い一品に仕上がるんです。スパイスとハーブは使い方次第で料理の幅がぐっと広がるので、レシピ担当として探求心を刺激される存在ですね」
■さばの味噌煮~ナツメッグで減塩~|レシピ|エスビー食品株式会社
スパイスとハーブは香りをつけたり、味に深みを出したりなど、少し加えるだけで料理のおいしさを底上げする効果があります。そんなスパイスとハーブの魅力をより多くの方々に知っていただけるように、さまざまな当社サイトでレシピを公開しています。
桑原さん「例えば『SPICE&HERBシーズニング』のブランドサイトの場合、シーズニングを活用して手軽においしい料理を作っていただくため、“和えるだけ”、“まぜるだけ”といった工程の少ないレシピを紹介しています。『適塩サイト』はスパイスとハーブを使って、おいしく減塩できる方法を紹介しているサイトです。“スパイス=辛い”というイメージを覆すような、スパイスの香りを楽しめるレシピも開発しています」
役立つレシピを届けるには、お客様の目線に立つことが大事

レシピ開発の仕事は、営業部門や広告部門などから依頼を受けた時点でスタートします。まずは依頼者との打ち合わせを行い、レシピを開発。その後、試作を繰り返しながら内容をブラッシュアップ。最終的には依頼者を含めた試食会が行われ、調整を経てレシピが完成します。通常、依頼を受けてからレシピ完成までは、2週間から1ヶ月ほどです。
特に桑原さんが力を入れているのは、依頼者との打ち合わせです。このヒアリングの場で、レシピ開発に欠かせない情報をしっかり収集します。
桑原さん「依頼が来るのは主に営業部門や広告部門のメンバーからですが、最終的に届けたいのはお客様です。お客様の役に立つ、喜んでいただけるレシピを作るには目的やターゲットなどの深掘りが欠かせません。そのため、お客様のニーズや、企画のコンセプト、使用したい食材などを細かく確認します。エスビー食品とスーパー様でコラボして提案する場合はその時期に旬の野菜を使うなど、スーパー様にとってもメリットのある提案になるよう心がけています」
レシピはお客様の食シーンやニーズに応じて大きく方向性が変わります。例えば“簡単に作れる料理が知りたい”というニーズには、レンジ調理や包丁を使わないレシピを提案。さらに、“なるべく加える調味料を減らしたい”、“今冷蔵庫にある食材で一品増やしたい”など、さまざまなニーズを理解したうえでレシピ開発は行われます。
桑原さん「特に『一食で野菜350gが食べられるカレー』のレシピ開発は大変でした。350gの野菜というとかなり量が多いので、調理の過程でカサをいかに減らすかが課題でした。煮込んだり、ミキサーにかけたり、さまざまな方法を何度も試してレシピを開発していきました。一食で1日分の野菜を食べるレシピというのは、なかなか他にない企画だと思います。エスビー食品ではこんな遊び心のあるレシピも公開しているので、ぜひサイトをのぞいてみてください」
レシピ開発は常にお客様の目線に立つことが重要なため、レストランへ試食に行ったり、SNSやテレビなどでトレンドをチェックしたりなど、日々の情報収集が大事です。定期的にチームで勉強会も行っており、旅行先やレストランで食べた料理を再現してみるなどの研究が欠かせません。
SPICE&HERB COMMUNITY向けだからこそ発見のあるレシピを

レシピ開発の仕事は通常、お客様と直接やり取りすることはほとんどありません。そのなかで桑原さんが「お客様の反応が直に見えてうれしかった」と話してくれたのは、「スティックスパイスアンバサダー」に向けたレシピ開発の業務です。
この施策では、小さじ 1 杯分のスパイスを個包装にした商品「スティックスパイス」の魅力を一緒に広めてくれるアンバサダーをSPICE&HERB COMMUNITYで募集。選ばれた方々には、当社オリジナルのレシピを実際に作って、SPICE&HERB COMMUNITYサイトにご投稿いただきました。
桑原さん「SPICE&HERB COMMUNITYのメンバーの皆さんは、スパイスとハーブに詳しく、料理好きな方が多いので、レシピ開発により気合が入りました。普段から料理をする方向けなので、作り応えがあって、かつ新しい発見のあるレシピを目指しました」
レシピのテーマは、“ご当地食材を使ったレシピ”。まずは、桑原さんと広告チームのメンバーで打ち合わせをして、エリアごとに使う食材を選定しました。その後、桑原さんがスティックスパイスを使ったレシピの試作を進めていきました。
桑原さん「今回はひとつのレシピに対してさまざまなスパイスを使い、バリエーションをひたすら考えました。例えば、ずんだ風クリームチーズディップはオレガノやチリパウダー、クミン、ローズマリーなどいろいろな組み合わせを試し、食と健康推進チームや広告部門のメンバーに試食してもらったうえで案を絞りました。また、牡蠣のアヒージョとサーモンの漬け丼は、いつもとは違った視点でのご提案ができたレシピだと感じています」
「パセリたっぷり牡蠣のアヒージョ」では“パセリを最後に振りかけて彩りを楽しむ”というスパイスを使うタイミングのご提案を、「サーモンの漬け丼~コリアンダー醤油風味~」は和食とスパイスの組み合わせのご提案を行いました。これらのレシピは、SPICE&HERB COMMUNITYサイトでも好評で、多くのうれしいコメントをいただきました。
桑原さん「コリアンダー醤油を別の料理にアレンジしてくださったり、アヒージョのオイルでパスタを作ったりなど、さまざまな工夫をされている方がいて、私にとっても刺激になりました。スパイスとハーブへの好奇心が旺盛で、研究熱心なスティックスパイスアンバサダーの皆さんだからこそ、ここまで企画が盛り上がったのだと思います。私自身もとても楽しかったので、ぜひまた同じ企画を実施してみたいですね」

スパイス&ハーブの本格的なレシピはエスビー食品ならでは
「料理に悩んだときにスパイスとハーブを使って、より皆さんの食卓が豊かになってくれたらうれしい」と話してくれた桑原さん。お客様に喜んでいただけるレシピを作るには、お客様が“エスビー食品に求めていること”をしっかり理解することも必要です。
桑原さん「ここ数年、魯肉飯(ルーローハン)やフライパンで作れるパエリアなどのレシピをご活用いただく機会が増えています。おそらく『エスビー食品のサイトなら本格的なレシピが見つかるのでは』と期待していただいているのだと思います。その期待に応えられるように今後も頑張りたいですね。そのほかにも香辛料の上手な使い方を知りたいなど、お客様が当社に求めていることを意識し、スパイスとハーブを扱う企業ならではの提案を常に心がけています」
近年、エスビー食品では企業ビジョン“「地の恵み スパイス&ハーブ」の可能性を追求し、おいしく、健やかで、明るい未来をカタチにします。”のもと、健康への取り組みにも力を入れています。桑原さんが所属する「食と健康推進チーム」はまさにこのビジョンを実現するのが役割のひとつ。今後はレシピを通じてお客様の健康をより支えていきます。
桑原さん「特に『適塩レシピ』のように、健康に配慮しながらもおいしさを損なわないレシピを増やしていきたいと考えています。例えば、私のお気に入りの『辛くないカレー粉スティック』は、辛味がないのにカレーの香りがしっかり楽しめる便利な商品。カレー風味が加わると、手軽に味わいや満足感がアップしますので、辛い味が苦手な人もぜひ試してほしいです。スパイスとハーブの多彩な魅力を、もっと多くの方に知っていただけたらうれしいですね」

エスビー食品ではこれからもお客様に寄り添い、料理がより楽しくなるようなレシピを発信していきます。SPICE&HERB COMMUNITYの皆さんにもぜひ、当社サイトのレシピを試してみていただけるとうれしいです。皆さんの食卓がより豊かになるよう願っています。
・エスビー食品レシピサイトはこちら
■桑原さんから、SPICE&HERB COMMUNITYメンバーへの質問
これからチャレンジしてみたいと考えている料理のジャンルがあれば、教えてください!
桑原さんの回答はメキシコ料理! 「我が家で“タコパ”といえばたこ焼きではなく、じつはタコスなんです(笑)。それくらい昔からメキシコ料理は馴染み深い存在です。近年、メキシコ料理がじわじわブームになりつつあり、食と健康推進チームでも注目しています。今後はもっとさまざまなメキシコ料理にチャレンジしてみたいですね」と桑原さん。エスビー食品では、手軽にメキシカンな味つけが楽しめる「SPICE&HERBシーズニング タコスシーズニング」も展開しています。こちらを使って、ご自宅でメキシコ風料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは皆さんのご回答もお待ちしております!
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投稿を表示スパイスが和食にも使えて身近になってきたのは、
レシピ開発の皆さんのお力も大きいですよね。
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投稿を表示自分で各種調味料を用意するのは難しいので、焼いただけの肉にスパイスやペーストをかけて『世界各国の肉料理「風」』を味わってみたい。
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投稿を表示さばの味噌煮~ナツメッグで減塩は、 高血圧の私には、最高のレシピーです。
おさかな関係は、どうしてもお塩を使いので、減塩を意識しないといけないので。
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投稿を表示社員食堂も行って食べてみたい
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投稿を表示スパイスってとても意味深いのですね!その魅力にはまります。
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投稿を表示花咲くいろは
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投稿を表示!!おもしろそう
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投稿を表示風味付けしたいときにいいですね!
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